マイホームの土地選びについて

マイホームを計画する時に真っ先に検討する土地の話です。
今現在住んでいる場所を起点に自身の職場や子供の学校へのアクセスを最重要に考えると思います。
そして土地の価格も気になるところ。
自身の職場に近く子供の転校など無い安い土地。
丁度希望通りの土地があったとして、盲目にその土地を買い求めるのは少しまって下さい。
周辺の住宅環境を考えましょう。
新しい住宅が多い場所はこれから先あまり環境の変化はないでしょう。
しかし周辺が空き地ばかりだったり古い家が多いと自身が建築した後に周辺にも住宅が建築されて住環境が当初の思いと変わっていく事が想定出来ます。
最悪なのは大きなアパートや高層ビルなどの建設。
日当たりや入居者とのトラブルも考えられます。
またその様な住環境とは別にその土地のこれまでの歴史を調査した方がいいと思います。
・最近の大きな自然災害などに関しリスクは無いか?
・田んぼを埋め立てたような軟弱な地盤ではないか?
自分でわかるだけでもぜひ調べましょう。
水害によって水没する様な低い土地だと梅雨の大雨や台風の度に心配する事になります。
いくら火災保険で水害の保証に入っていても実際お金だけでは取り返せない被害も容易に考えられます。
また宅地になる以前が田んぼだった場合などは地盤が柔らかく地震などの影響で不当沈下等によって家が傾いてしまうなんて事が起こりえます。
新築時には地盤調査を行う事が義務となってますがそれでも心配です。
また仮に地盤が軟弱な場合、地盤補強の工事が建築費とは別途必要になり、余計にお金が掛かります。
住宅の一定以上の傾きによる不具合の保証期間は一律10年間です。
家を建ててから10年間はあまりにも短いと思います。
この様な保障では安心できませんので出来るだけ軟弱な土地は避けることが重要です。
自身で調べる事はなかなか難しい面もありますので、土地の販売会社にその辺りを問い合わせて書面で回答してもらうといいでしょう。
マイホームを手に入れた後は安心して長く暮らしていける為にも、土地選びは慎重に進めることをおすすめします。