高低差のある土地でも満足な戸建てができた

ずっとマンションやアパートの2階以上に住んでいたので、いつか戸建てを建てるのであれば、絶対に駐車場と玄関が近く、すぐに家に入れる作りにしたいと思っていました。
探していた校区で、相場よりかなり安い土地があり見に行くと、高低差があり階段が必須の土地でした。家を建てる際の絶対条件だと思っていた条件に当てはまらず、どうしようかかなり悩みましたが結局購入しました。
予想していなかったメリットがあり、高低差のおかげでプライバシーの問題がかなり少なくなりました。庭に出ても人目がなく、庭で子どもが騒いだり、ガーデニングをしたり、バーベキューをしたりしても、家族だけの空間を楽しめます。土地が安かったおかげで、家に少しお金の余裕もできました。
一階リビングは、よく広さをほめていただけます。客間としても使える部屋が必要か悩みましたが、結局人が宿泊に来るのは年に1回あるかないかなので、部屋を区切るのはやめました。人が来た際にはロールスクリーンで仕切りを作れるようにし、普段はひと部屋のリビングとしてスペースを確保できています。一階にはトイレとバスルームにしか扉がなく、子どもたちがぐるぐる走り回ったり、大人も楽に家事動線を使用できたりするのも便利です。
広めのリビングのおかげで、模様替えをして楽しむ機会も増えました。戸建てにする場合の不安要素としてセキュリティ面があると思いますが、換気、採光も考えた上で窓を設置したのもお気に入りです。人が通れない程度の大きさの窓と、地震や割れにも強い防犯ガラスの大きな窓とを組み合わせて、安心と快適さの両方を感じられるようにしました。

大きな窓にはシャッターをつけたのですが、全て電動にしたのも良かったです。虫が多い夜や、眠くて面倒な時でも窓を開けずに操作できるのがとても楽です。
後悔した点としては、かなり考えたつもりでしたが、コンセントが足りなかったり不要な場所があったりしたところです。高さ、場所、数、住んだつもりでかなりシュミレーションしないと後悔要素になると思います。

高低差のある土地で、資金に余裕をもち、プライバシーが守られる広いリビングと庭付きの戸建てが建てられて、全体的に満足しています。