屋外スペースへの投資
私が一戸建てのプランを行うにあたって非常に気になったのは屋外のスペースの使い方です。車がなければ家族の生活が難しいこと、さらに庭を充実させたいこと、農作業を行うための収納スペースが大きなポイントです。
まず駐車場ですが農作業用の軽トラックが1台、私の運転するSUVが1台、家内が運転するためのコンパクトカー1台、将来的には子供たちのためのスペースを考えると4台の確保が必要になります。ありえない話かもしれませんが田舎ではこれが特に珍しいことではありません。もちろん、軽トラックは多少痛んでも気にならないので雨除けも必要ないのですが、外はそうもいきません。しかしながら、屋内スペースと併用してこのような駐車場を確保することは難しいので、少し畑のスペースを削りながら確保して、簡易な屋根を設けることでコストも抑えることができました。次に畑のスペースを確保することです。
やむなく駐車場横の畑のスペースは削られたものの水道が使いやすい場所、かつ日当たりも良く、平面である場所を確保することに成功しました。実質、これが庭代わりになるわけですが、子供達もある程度動けるスペースは確保できましたし、簡単な収納も可能になりましたので車に関するものや畑仕事に必要なものは問題ないと思います。課題ならむしろ、農機具の収納です。コンバイン、トラクター、田植え機が嵩張るわけですがそれ以外にもかなり、維持しなければならないわけです。結局、住居を優先して農機具の保管に関してはそれこそ、近い田んぼに簡単な倉庫を作り、納屋かわりにして利用せざるを得なくなりました。我が家の場合、世代替わりをして一戸建てを新築するにもこうせざるを得ないかなというのが正直なところです。もちろん、農作業は日常ではなく、年に稼働する日数を鑑みるとさほど影響があるものでもありません。むしろ、生活だけをみるとこの方がわかりやすいスペース活用ではないかと思いました。