明るい木材と収納スペース確保で明るい家に

一度沖縄の古民家で過ごす機会があり、その朴訥さや心地良さに感動した私は、初めての住まい作りに関しても、木造の質感を全面に押し出した温もりやいつまでも居たくなる心地良さ、そして常夏のトロピカルな雰囲気を醸し出せる内装にこだわって、デザイナーにリクエストしてみました。
デザイナーからの答えは、明るい木目の木材をふんだんに用いた解放感のあるリビングと、部屋の各所に観葉植物を豊富に設置出来るシンプルな間取りでした。
収納家具の設置を最小限で抑えられる様、クローゼットや各種の戸棚が各所に据え付けられており、これなら部屋の雰囲気を持ち込んだ家具が圧迫する様な事もありません。そのせいか各部屋の採光や通風の条件も一気に向上し、明るい木材の色調とも相まって、部屋の中は常に明るく清々しく過ごせる環境が出来上がったのでした。
収納家具の数が一気に減ると、普段の掃除も大変楽になりますし、子供と自由に遊べるスペースも広がります。生活と心にゆとりが持てるこの住まいが、家族に安らぎをもたらしてくれているのは事実です。