二世帯住宅で考えたいお互いの距離

家づくりにおいて、高齢の親を抱えるようになると、同居を検討するようになるかもしれません。つまり二世帯住宅を作るのが良いかもしれないという場合が出てきます。ただその際には、それぞれがどの程度プライベート空間を設けるのかという点を十分に話し合っておく必要があります。

もし小さな子供がいれば、高齢の親に面倒を見てもらえるというメリットも出てきますし、なにかと家の用事も済ませてくれる可能性もあるでしょう。とはいえプライベートな時間が少なくなり、なにかと干渉されやすい環境に身を置くことにもなります。玄関部分だけを共通にするとか、共用部分をどの程度作るかが難しく、それによって家づくりの費用も随分変わってきます。家族がどの程度仲が良いか、そしてその同居のニーズがどのくらいあるのか、そして将来どのような家族構成になりそうか、そんなことを考えてベストな決定を下したいものです。

二世帯住宅はお互いが、どのくらいの距離を取るのか、それを間違うとかなりややこしいことになるので注意が必要です。